さて、老母の近況です。
ひたひたと春の気配が近づいている今日この頃、、、
老母はおかげさまで元気です。
今年の誕生日を迎えると88歳の米寿です。
昨年5月に突然の心不全で入院したりしましたが
おかげさまで最近は心臓の働きや血圧も安定しております。
減塩と適度な運動を心掛けて、なんとか日々暮らしています。
家で使う調味料はできる限り減塩にしたことで
母だけでなく、やや高めだった私自身の血圧も安定してきたように思います。
毎日がミステリー
ところが、我が家は毎日がミステリーです。
母は、重症の物忘れです。
とにかく、何でも忘れてしまうのです。
例えば、先日もこんなことがありました。
母が朝起きて、私に近寄って来て手の甲を見せるので
どうしたのかと見てみると、手の甲にまあまあの怪我をしており
「どうしたの?」と尋ねても「わからない。」と。
しつこく尋ねているうちに
「ハチにやられた。」とか言い出します。
でも傷の感じはどう見てもハチの引っかき傷とは違う気がします。
でも、もしもパスツレラ菌に感染していたら大変なので
一応すぐに消毒はしましたが、いづれにせよ素人の処置で手に負える傷ではありません。
パスツレラ菌についての記事はこちら→猫に引っかかれて感染症
原因追及よりも迅速な処置が優先なのでまずは病院へ行きました。
日曜も平常診療の整形外科です。
先生に診てもらうと、やはり猫ではないでしょうと。
ぶつかって強く壁などに擦りつけて、皮がむけたような感じですとのこと。
ハチは濡れ衣を着せられました。
想像するに、就寝中にトイレに起きて廊下あたりで
転んだか?ふらついて壁に手をぶつけたか?
おそらくはそのようなことではないか?と思います。
本人がまったく覚えていないので想像でしかありませんが。
6針縫う怪我
鍵状に裂けた皮膚は、6針も縫合され、包帯をぐるぐる巻きにされ
見た目にまあまあな怪我人になりました。
仕方ありません。
それから抜糸まで、毎日消毒に通い
今はなんとか傷も治ってきました。
でも、よく見てあげないと、どうかするとかさぶたを自分ではがして
出血しています。
小さな子供みたいです。
気になってしょうがない様子。
消毒に通っている途中で包帯をといて触ってしまったせいで
化膿してしまったことも。
困りますね。本当に。
なので、はがれにくい絆創膏をべったりと貼っています。
絆創膏を交換するたびに、「どうしてこうなったの?」と尋ねる母ですが
こっちか聞きたいです。
本当に。
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