心房細動から心不全

家族と身近なこと

その日、2022年5月14日は、土曜日でしたが出勤日でした。

そろそろ起きようかなあ。

と布団の中でゴロゴロしていると

母が階段を上がってきて私の寝室に入ってきました。

見るとお出かけするような服に着替えてます。

朝6時前です。

何事かと思ったら、

胸が苦しいと訴えるのでした。

救急外来

先日のイケメンドクターの次の診察は、10日後の24日です。

とりあえず、イケメンドクターの病院へ電話をしてみました。

ところが今日は土曜日で、救急の担当は泌尿器科の医師のみしかおらず、

救急車を呼んで下さいと言われました。

本人は、「救急車は嫌だー」と言ってますが

とりあえず119に電話して相談してみました。

すると大学病院の救急外来をすすめられ、救急車は呼ばずにマイカーで行くことに。

自分で大学病院へ電話をして、受け入れを許可してしもらってから母を車に乗せて行きました。

大学病院

受付を済ませて、診察室で症状を説明して

検査のため母だけが連れて行かれ

私1人が待合室に残されて待っていると

先生が待合室にきて説明してくれました。

色々検査後、わかったことは、心臓の外側に水が溜まっているとのこと。

肝臓の数値も悪いと。

内臓だけは丈夫で、それだけが取り柄みたいに生きてきた母ですが、

年には勝てないってことですかね。

このまま入院になります。と言われ、

待合室でオロオロする私。

おおむね2週間の入院と言われて、、、

2週間も会わないでいたら、私のことを忘れてしまうのではないかと不安になりました。

外来処置室の開け放たれた入口を

廊下からそおーーーっと、のぞいてみると

ベットに座り、心電図や、点滴の管につながれている母が見えました。

母と目が合うと、母は私を呼ぶように手招きします。

勝手に入るわけにはいかないので、首を振ってダメダメと伝えると

面白くなさそうな顔をする母。

このまま病棟へ連れて行かれたら、しばらく会えないんだなあと、

モヤモヤ考えながら待合室の椅子に戻って1人待っていると

看護師さんが私を呼びました。

お母さまがお話したいそうなので、どうぞ。

と、処置室へ入れてくれました。

お腹がすいた

私は不安で目に涙を潤ませながら駆け寄ると

私の顔を見るなり

お腹すいた!

今は食べちゃだめだよ。と言うと

お水飲みたい!

他に言うことはないようです。

胸水が溜まっているので、多分水分制限になりますから

お水はだめですよ。と看護師さんに言われました。

それでも2分もすると今言われたことを忘れて

お腹すいた!

お水飲みたい!

繰り返します。

そしていよいよ、病棟に向かうとき

母の手を握り私は涙目で言いました。

「しばらく会えないけど、私のこと忘れないでね。」

しかし母は案の定

お腹すいた!

もう笑うしかありません。

もう退院

こうして二週間の入院を覚悟したわけですが

5/16月曜の夕方、主治医から呼び出しがあり

行ってみると、木曜に退院です。とのこと。

え?もう?

たまった胸水はなくなったし、酸素は外れたし、肝臓の数値もよくなっているからと

はやっ。。

というわけで、本日退院してきましたとさ。

めでたしめでたし

不整脈は治らないままだけど、高齢のため温存。

今回は急性心不全。今後は慢性心不全と付き合いながら生活。

ということのようです。

退院のときも、お腹すいたーと騒ぐ母でした。

食べ盛りの小学生みたいです。

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