物忘れの母

家族と身近なこと

実母は昭和10年生まれの87歳。

13年前に夫を亡くしましたが、生まれつき丈夫で大病をしたことがなく、

現在、私たち娘夫婦と猫2匹と元気に暮らしています。

5分前のことがわからない

母は痴呆ではないのですが、物忘れが激しいです。

もともと頭脳明晰のキレッキレだったわけではありませんが

少しずつ少しずつ物忘れがひどくなって

今では5分前に話したこと、聞いたことを忘れます。

家族としては日常会話をするだけで非常にストレスを感じてしまうのですが

腹を立てて叱ったところで治るわけではありませんので

受け入れるしかありません。

わかってはいるのですが、つい声を荒げて怒ったり叱責してしまいます。

「さっき言ったでしょ?」

「何回言わせるの?」

「自分でさっきそうしたでしょ?」

「どうせ忘れるんだからもう聞かないでよ」

他人ではないので、ついひどいこと言ってしまいます。

でも、5分後には忘れてくれます。

どんなにひどいことを言っても忘れてくれます。

自分が忘れっぽいことは、自覚しているようですが、あっけらかんとしています。

私は「自分は、なんと心ない言葉を発してしまったんだろうか」と、自己嫌悪に陥りますが

すぐに忘れてあっけらかんとしていてくれる母に感謝します。

いっそいらない情報

母が留守番をしているときにかかってきた家の電話について伝えてくれることがありましたが

「どこだかの、誰からか電話があったわ・・・」

( ̄ー ̄)もういっそ、そんな情報はいらないし。。。。と思っていましたが

今は電話があったことすら覚えていませんので、伝えてくれなくなりました。

これはむしろ、よかったです。

1000回以上聞いた話だけどもう聞けない話

自分の若かったときのことや、子供のころの楽しかった思い出を

少し前は、私によく話してくれました。

「もうその話は1000回以上聞いたよ。」と言ってしまうくらい

何度も何度も聞かされてましたが、

最近はそういった1000回以上聞いた話もしてくれなくなりました。

たぶん、忘れたのだと思います。

同じエピソードを聞かされなくなって、イライラがなくなったのですが

それはそれで寂しいものがありますね。

「あの話をしてよ。」と、要求しても、本人は覚えていないのでポカーンです。

高齢者が何度も同じ話を繰り返すって、よく聞くけど、

あれって、自分がいずれ忘れてしまうのを無意識に悟っているからなんですかね?

今思うと、元気よく同じ話を繰りかえし話していたときは、楽しそうでした。

何度も聞かされる私は、そんな母をうっとおしいと思っていましたが

楽しそうに話すということが今はあまりなくなってしまいましたから

なんだか寂しいです。

それでも生きている幸せ

だからと言って、今現在つまらない毎日を過ごしているわけではありませんよ。

動物好きの母は猫を可愛がり、花の水やりに精を出し、好きなものを食べ

できる範囲で家事も手伝ってくれます。

これから母のことも、少しずつ書いていきたいと思います。

マイペース母のおかしなエピソードをこれから少しずつアップしていきたいと思います。

ではこのへんで、今日はおやすみなさい。



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コメント

  1. すけ川隆之 より:

    いつの日か自分もたどるであろう道、抗えない道、しかし決して暗くない道。そうありたいと自分も願っています。お世話を尊敬します。

    • すけ川様
      このブログの記念すべき初めてのコメントをありがとうございます。
      とても嬉しいです。
      ブログをはじめてみたはいいけど、まだ手探り状態で運営しております。
      でも、書きたいことは山ほどあって。。。。
      私も母に似たのか非常に忘れっぽいので色々書き留めておきたいと思っています。
      年を重ねて忘れっぽくなるということが、悪いことばかりじゃないなと、母を見て思います。
      何故なら、つらかったこと、悲しかったことも忘れられるし
      何度も食べてる好きなものも、食べるたびに初めて食べるおいしいものとして感じているわけです。その点はちょっとうらやましいです。

      今後ともどうぞよろしくお願いします。

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