いわさくねさく神社と読みます。
読みづらく、何かちょっと怖い感じもするこの神社ですが
由緒正しい歴史ある神社であり、栃木県指定文化財にもなっている
知る人ぞ知るありがたい神社です。
わりとこじんまりした神社ではありますが
なかなか面白いところでしたので紹介させていただきます。
狛犬ならぬ狛亀?
通常ならば、神社といえば狛犬が鳥居の両側で参拝者をお出迎えですが
ここは、亀さんが鎮座されております。
かわいいですね。
何故亀なのかといいますと
本殿は「亀塚古墳」に鎮座されております。亀塚という名称は、その昔この辺りで、崇神天皇の皇子が永く住まれ長生きされたため「長寿=亀」亀塚と呼ぶようになりました。(磐裂根裂神社ホームページより引用)
亀塚古墳を祀る神社なので、亀さんのように健康で長生きのご利益があります。
でも、長寿のご利益だけではありません。
伊勢神宮遥拝の鳥居があったり、七福神の参拝ができたり
盛りだくさんのご利益なのです。
この神社の参拝順序がありまして
訪れたときは、是非この順番で参拝してみてください。
中でも面白いなと思ったところを紹介します。
手水舎
写真を撮り忘れましたが
手水舎といえば、参拝前に手や口を清めるところでありますが
こちらの手水舎は、ひしゃくが十二個あります。
十二支別に用意されていて、なんとなく自分の干支を選ぶ気持ちにさせます。
この水はご神水と言って、境内の地下水を汲み上げているそうです。
この水を飲むと長生きのご利益が得られると、水筒などに入れて持ち帰り
炊事に使ったりお茶で沸かして飲んだりする方もいらっしゃるそうです。
衛生上の問題がありますので、もしやってみたい方は自己責任でお願いします。
手水舎にも小さい亀さんがいますよ。本物の亀はいません。
七福神巡り
七福神巡りと言えば
私が知っているのは、七つの神社やお寺を巡り歩いて参拝するイメージなのですが
こちらは、神社の裏手に七福神が祀られています。
本殿に向かって右側の細い小さな通路が七福神巡りの入口です。
看板や鳥居に注意して進みましょう。
本殿の北側の林をぐるっと一周するように小路があります。
石の上を歩いていきます。
五分もかからずに回れますが、お年寄りは足元に要注意です。
写真は弁財天ですが、小さな七福神が全員そろっています。
ありがたいですねえ。
天地石
ちょっと試したくなりますよ。
これは、天地石と言って
真ん中にある漬物石のようなものを
右の石の上に乗って持ち上げたときと
左の石の上に乗って持ち上げたときと
さてどっちが軽く感じるでしょうか?
という、それだけのことですが
何故でしょうかね。。。
思った通り右のほうが軽いのです。
これは自然のパワーか?暗示なのか?
何度かやってみても、やっぱり少し右に乗ったときのほうが
軽いんですよね~
あら不思議~
他にもいろいろなご利益が
伊勢神宮と言えば、三重県伊勢市。
北関東からそんなに遠くまでは、
なかなか行けるものではありませんよね。
しかし、伊勢神宮遥拝鳥居といって、伊勢神宮の方向に向かって立っている鳥居があります。
境内の南にあります。
こちらを参拝すれば、伊勢神宮のご利益も得られるということですよ。
ほかにも、縁結びや、毎年向きが変わる恵方神社というものや
夢福神という、大きな亀の家に獏が乗っている神様がいます。
悪い夢を食べてくれる架空の動物獏が、亀の上に乗っています。
獏がコミカルな感じです。
写真がうまく撮れてませんが。。。。
他にもまだまだ見どころがたくさんありますので
興味のある方は、是非行ってみてください。
磐裂根裂神社ホームページはこちら→磐裂根裂神社
かっこいい御朱印
そしてこちらの御朱印がかっこいいのですよ!
かっこよくないですか?
なんとなく。
ペットのお守りも売ってましたよ。
可愛いですね。
黄梅が咲いてました。
春の足音が静かに近づいています。
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