母の心臓

家族と身近なこと

母は、数年前から高血圧、高脂血症などの薬を飲んでいて

かかりつけ医で毎月投薬治療を受けています。

心房細動?

診察のたびに、若干の不整脈の症状がありましたが

心配するほどではないからと、経過観察状態でした。

そして昨日、いつものようにひと月ぶりに、かかりつけ医へ薬をもらいに行ったところ

いつものように診察で心音を聞いた先生が

ん?

と、いつもどおりでない反応をしました。

あれ?

心電図とってみてくれる?

てことで、心電図をとってみたら

心房細動だねえ。

なんですと?

よくわからないのですが、心臓の心房という部分が痙攣を起こしてるというのです。

心不全や脳梗塞の危険があるので精密検査を受ける必要があると。

でもここには設備がないので総合病院へ紹介しますので、明日行って下さいと言われ…

総合病院へ

なんか、怖いです。

母本人は、別にどこも痛くも痒くもないと言います。

なんにも苦しくもないし。血圧も正常。

「お腹すいた」とか言ってます。

子供みたいな母です。

でもかかりつけ医の先生は、このままにはしておけないよ。

紹介状を書くから明日行って。とおっしゃるので

会社は休みを取って、本日総合病院へ母を連れて行きました。

紹介状、キチンとのリ付けされて開けられないようになってるんですね。

(あたりまえです。患者に宛てたお手紙ではありません。)

わかっちゃいるけど気になりませんか。

いや、開けませんけどね。

イケメンドクター

さて

受付を済ませ、診察室へ呼ばれていくと

まずは、先生から心房細動についての説明がありました。

若くてイケメンの先生です。

とても丁寧に、高齢母を気遣い

言葉を選びながら説明してくださいました。

イケメン先生の目を見ながら私は説明を聞きました。

ときには質問し、ときには大きく頷き

あーイケメンでよかった。とか不謹慎なことを思いつつ。

母が何を聞いてもすぐ忘れますから

私がちゃんと聞かないといけません。

心房細動の説明の後、検査前の見解を聞かされました。

イケメンドクターはとても親身に丁寧に説明してくださいましたが、

イケメンじゃなかったら、とても最後まで聞いていられません。

要約しますと

年です。

この3文字で終わる話でした。

自覚症状がないので、積極的な治療をして良くなったとしても

それも自覚がないだろうし

逆に副作用がでるかもしれないし

治療してもかえって本人が苦しい思いをするかもだし

今現在、苦しいとかしんどいとか、ないならこのままぽっくりいってもよくね?

87歳だし。

てことを、別の言葉で遠回しに遠回しにお話してくれました。

心臓の動きをゆっくりに

脳梗塞などを避けるためには

血液サラサラの薬を服用することになるけど

血液サラサラの薬は既に服用中なので

更に強い薬に変更となると

今度はちょっとの怪我で血が止まらなくなったり、

鼻血がでたり、青タンができやすいとか

今までなかった不具合が出るだろうと。

それは嫌です。とだけ言いました。

その後、レントゲン、採血、心電図、超音波検査をしてみると

やっぱり心房の動きが早く、筋肉が疲れてしまうので

心房の動きをゆっくりにする薬で様子みましょうということになりました。

私としては、もう少し長生きしてほしいんですよね。

母親の母親が100歳近くまで生きた人だったので。

どこも痛くも苦しくもないのが救いですけれどね。

帰宅した母は、大好きなおせんべいを食べ

ビーフジャーキーをかじってご機嫌です。

2週間後、またあのイケメンドクターに

会いにゆきます。


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