こだまとしこ事件

本当にあった平成の話

こんばんは~

今日は昔の話をします。

昔の我が家でのちょっとした事件です。

注意:現在実在するこだまとしこさんと同姓同名の方とは一切関係ございません。

20年くらい昔のお正月の夜

それはまだ父が健在であったころのこと。

そのとき、77歳だった父は、何故か深酒をしたのです。

自宅で私の夫と楽しい酒を飲んだようでした。

私の両親と夫と私、白い猫一匹で暮らしていました。

普段は非常に静かで、淡々と生活していましたが

この日は違いました。

この日は・・・

普段からお酒を飲みすぎる父を口うるさく叱る母が外出していて

私は仕事でした。

夫は休みだったので

父は、明るいうちから夫と二人でかなり飲んだらしい。

ひっくり返る父

すでにレロレロになっているところへ

私が会社から帰宅し、調子に乗ってさらに飲ませてしまいました。

「正月なんだし~飲んじゃえ飲んじゃえ~~。\(^▽^)/」

「やめとけ・・・。もうやめとけって。(--;)」

父は過去最高の上機嫌で飲んでいたが・・・

あぐらをかいて座った状態で突然後ろに

ひっくり返ったのです☆(゜O゜)

フローリングの床に、鈍い音を立て、思い切り後頭部を打ちつけました。

・・・動かなくなった。

目は開いているけど、どうにも動けないらしい。


しばらく、あ~だこ~だ言ってて・・・

そこへ、外出から帰った母が、

ひきずるようにリビングから

和室へ父を運び・・・

畳に寝かされた状態だったんだけど

ぶつぶつ何か言ってる。

それは誰?

父のしゃべっていることを注意深く聞いてみると・・・

父「ここは、どこ?・・・・俺、うちかえる。・・・・変なとこだなあ。」

白猫にゃ~は、心配そうに父のまわりをウロウロ・・・・

で、私がふざけ半分で話し掛けると・・・

私「旦那さん、ご住所どちらですか?」

父「・・・北海道・・・美●市・・・・」

ちなみに現在の住所は栃木県。

「旦那さん、うちへ帰りますよ。起きてください。」

父「としこ~~!としこ~!!」

\(@▽@)/~~☆

突然、知らない女性の名前を叫びだしたのです。

「え??」

それ誰??

父「としこ~!こだまとしこ~~~!!」

「旦那さん、としこさん待ってますからうちへ帰りましょう。」

と、言うと、父はニヤ~~~っと笑い

父「としこ、待ってるから、俺・・・帰る」(*^o^*)

・・・・だって。

その後、しばらくその名を呼びつづけ、

母にトイレに連れてってもらい


おしっこさせてもらって、おとなしく寝たようです。

それから約一週間、父は布団から起き上がることはできず

医者へも何度か通いました。

半年くらいめまいで通ったそうです。

「こだまとしこ」は、いったい誰だったのでしょうね。

母も知らないそうです。

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